オリジナリティ

ホームページを作成し始めて、あらためて考えてしまうことがある。自分の書く内容がどこまでオリジナリティを持っているのか、と。
作成に当たっては、自身が今までに生徒向けに作ってきたプリント類を参考にしている。しかし、その内容はおそらく誰かの本やウェブサイトから学んだことがほとんである。自分なりの加工や改善をはかったであろうが、とてもオリジナルとは呼べない代物だ。
このサイトが収益が伴わないものであることがせめてもの救いだ。もしも、広告収入その他、利潤の追求が伴うならば、情報やコンテンツのリソースをもっと明確にしなければならない。
ズボラなこのサイトの管理人は、乱読、併読、目に付いたものを手当たり次第に貪り、メモり、取り入れる。その際、出典を明記することもあるが、ほぼしてこなかった。
確か、私が好きな書き手である鷲田小彌太さんだったと思うが、オリジナリティとはほとんど他人のアイデアの模倣の上に生まれるといった内容のことをどこかに書いていたと思う。
99%の模倣の上の1%のオリジナリティが、このサイトにもあれば良いな、と思う。